2022年11月10日木曜日

第十話 「美容師という仕事 その1」

  前回、業種に関しての真面目な話をしましたが、そうなる可能性もあると思います。これはこれで皆で考えていけばよい方向へ行けると信じております。

 今回は僕自身の話をしたいと思います。何故美容師をやっているか?です(*^^)

 僕が幼少の頃の美容師と今の美容師は随分とスタイルが変わりました。当然の事ですが!!

 僕の父親が美容師だったので、この人が出来るのなら僕も出来るだろう的な甘い考えで美容師になりました。ホントに甘かったと思います。実家が美容室でなかったら絶対になってなかったと思うし、なっても続かなかったと思います。

 人が喜ぶ事や物を作る事は大好きですが、髪をコントロールする事は苦手でした。全ては周りのサポートがあったからこそ続いたと確信しています。だから未だに自信はありません!

 うちの父親は昭和20年代に美容室を開業した男性美容師のはしりです。まだ全国的でもそんなにいなかったと思われます。本当に少数派の男性の職業で、県美容組合の経営講習会で講師の杉岡先生が良く言う、商売するなら少数派になれという事をしっかり満たしてました。だからこそ、自分中心で仕事をしても一生現役で出来、たのだと思いま。まぁ、母親の力もあったからだとは思いますが(^^) そんな父親を見て、こんな美味しい商売はないと感じて跡を継ぎましたが、僕には向いてなかったです。

 こんなネガティブな話を続けても面白く無いので小分けにして時々話していこうと思います。続く